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実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

川辺フジオと郷力也

 三大オヤジ漫画雑誌として有名な漫画ゴラク(残りは漫画Timesと漫画サンデー。ちなみに漫画サンデーは休刊予定)。その中でも看板作品と言ってもいい長寿作であり、映像化のVシネシリーズでも大人気作品であり、あと背景が怖いことで有名な漫画「ミナミの帝王」。

ミナミの帝王 118 (ニチブンコミックス)

ミナミの帝王 118 (ニチブンコミックス)

 原作は天王寺大、画は郷力也ですが、この2人は兄弟。作画の郷力也は元々少女漫画家としてデビューしています(当時のペンネームは川辺フジオ)。川辺フジオ名義の作品は掲載誌も単行本も基本的に入手は難しいけど、少女漫画や貸本系の漫画を扱ってる古本屋なら、たまーに川辺フジオの名前を見かけることもあるかもしれない。国会図書館ならいくつかは読めたはず。

 どの作品でもいいから読みたいという人は、唐沢俊一が編集してるカルト漫画の本でも読める。と言っても、この本自体も10年以上前なので割と見つけにくいけど。

 川辺フジオの「リリの詩」だけでなく、カルト作家である池上伸治先生の漫画も読めるのでかなり貴重な一冊ではありましょう。昔の少女漫画って結構ハイセンスというか奇怪な作品が多い(意味不明で怖いホラー漫画なんかも多い)のだけど、プレミアも結構ついていたりしてなかなか気楽に読めないのが辛い。池上伸治先生の「きちがい料理」とかちゃんと読んでみたい。