実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

2015年のベストワン映画(暫定)「マッドマックス 怒りのデスロード」を観てきた その3

 マッドマックス観た後にしばらく他の映画観れなかったが(テンション的に)、少しずつリハビリ中。

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 とりあえずダラダラと書いていても更新頻度落ちるので、続きはもう一度、映画館でマッドマックスFR観てから考えたい。

 というわけで一応の区切りとして、これまでのシリーズ作について書く。

  

 怒りのデスロードはマッドマックスの4作目に当たるんですが、1作目マッドマックス1979年

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 2作目のマッドマックス2」が2年後の1981年

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 そして3作目の「マッドマックス サンダードーム」が1985年

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 年代で言ったら30代の人でもリアルタイムで観ていた人は少なそうな感じですが、日本で幅広い年代に受け入れられている理由に、やはり「北斗の拳」の影響は外せない気がしますね。映画自体が日本では大ヒットだったというのもあるし、北斗の拳からマッドマックスを知って、映画観た人ってのも結構いそう。ちなみに自分もその口です。

 そんなシリーズ各作からの影響(セルフフィードバックorセルフパロディ)っぽいところを挙げておく。

  マッドマックスシリーズのベースとなった作品でもあるので、オマージュというか設定のベースになった部分が多いのは間違いないが、一番印象深いというか驚いたのは、FRでの敵にあたるイモータン・ジョー(下記画像)の役者さんが、

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マッドマックス」で敵チームのリーダー、トゥカッター役の人と同じということ。

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※トゥカッターさん、イモータンジョーと同じ役者とは全然気付かなかった。

 

 元々マックス役も最初はメル・ギブソンを考えていたというエピソードもあって、そう考えると、30年近くの時を経て、主人公と敵が同じ役者というのは熱い展開である。

  マッドマックスと言えば2を連想する人が多いですが、今作FRでの世界観と一番地続きなのは間違いないです。遺伝情報で言ったら6割くらいは適合。血液で言えばハイオク型みたいなもの。

 これも多くの人が挙げる部分だと思いますが、虜囚を車の先端にくくりつけて走行というのはヒューマンガス様もやっていたし、今回では主人公のマックスが輸血袋として車の先端にくくりつけられています。これはもう伝統芸能として捉えてもいいのではないだろうか。

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  サンダードームでの闘いに出てきた武器、チェーンソーが出てくる。サンダードームではマックスが手にしたものの故障してしまい、実際に使われる機会はなかったが、FRでは敵が持っていてその凶悪サウンドと共に大活躍している。