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実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

オザキエイトという概念。映画「X-ミッション」を観た。

映画

 この映画の魅力は、世界各地の大自然、ノースタント・ノーCGの迫力あるアクションシーン、そしてオザキエイトという新しい概念に尽きる。

  極限状態や環境でスポーツに挑戦する行為はエクストリームスポーツと呼ばれていて、アメリカなんかじゃ人気のあるジャンルらしいですが、それを主軸にした映画。でもそれだけだとドキュメンタリーとか超絶映像集になってしまうから、何か主軸となる物語を考えよう→そうだオザキエイトだ! くらいの流れで作られたのだと思うんだけど、結果的にオザキエイトが何もかも食い尽くしてこの映画の全てになった。

 オザキエイトとは、オノ・オザキという謎の人物が提唱した禅とか自然回帰の思想を先鋭化した概念らしく、8つの試練(エクストリームスポーツ)を達成することで、魂の階梯が上がり、人間として完成に至るらしい(なお提唱者も途中で死亡した模様)

 めちゃくちゃ気になるんですが、特にそれ以上は掘り下げることなく話は進む。

 エクストリームスポーツで不可能を可能にする犯罪組織と潜入捜査官みたいな設定は光っていたのに、そこら辺の話は大体で、すごい迫力のアクション(エクストリームスポーツ)とオザキエイトという宗教的概念のヤバさしか印象に残らない映画だった。

 どうやら過去作「ハートブルー」のリメイクらしいのだが、あらすじを読む限りでは「X-ミッション」からエクストリームスポーツとオザキエイトを抜いたような話っぽくて、上でも書いたみたいにその辺りのドラマこそ観てみたいし、リメイクとは何なのかということも考えさせられる。 

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  あとスタッフロール見てたら、とんでもないことに気付いた。脚本、カート・ウィマーかよ!! 

 カートウィマーは過去に「リベリオン」や「ウルトラヴァイオレット」という映画でガン=カタ」というムーブ・概念を生み出した偉人なので、まあ仕方ないかーという気にさせられた。仕方ない。 

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