実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

映画「ハードコア」を観た。

 公開した時から気になっていたけど、近くの映画館では案の定上映していなかったので、遅ればせながら観た。↓のポスターの視点のように、全編に渡って主人公一人称視点が続くという所謂FPSライクな映画。

ハードコア(字幕版)

 ゲーム好きの人には常識かもしれないですが、FPSというのは90年代に「DOOM」で一世を風靡して、今でも「CoD」シリーズとか色々と人気が高いジャンル。あんまりピンと来ない人はゲーセンにあるガンシューティングの画面とか思い浮かべてもらえば大体正解。あれを映画でやってみたのがこの「ハードコア」という映画なのです。

 感想。メチャクチャ酔った。まあ試みとしても面白かったけど酔う。おそらく自分の想定していない動きをしまくるせいだと思う。新たな知見を得た。世界観は完全にゲームっぽい。新キャラが出てきて、次に向かう場所のヒントとか言った瞬間に新たに襲ってきた敵に殺されるという様式美。敵ボスも特に説明もなく超能力(サイキック)を使って主人公を宙に浮かべたり、吹き飛ばしたりするので酔う。実験作としては面白いし一見の価値ありだけど、映画館で観てたら完全に酔って死んでたと思う。

 あとヘイリー・ベネット演じる女性科学者(白衣)がセクシーで良かった、と思っていたら「マグニフィセント・セブン」観てた時に「良い・・・」と思っていたヘイリー・ベネットという女優ということが分かったので良かった(良かった)。あと「イコライザー」にも出ていたらしくて最高か!という感想しかない。

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 こう比べると、印象がガラリと変わりますね。 

  平気な人は平気かもしれませんが、字幕で観てたら自分の場合は多分死んでたので、吹き替え版をオススメしときます。  

ハードコア(吹替版)

ハードコア(吹替版)