実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

最近読んでる本

天帝のやどりなれ華館

天帝のやどりなれ華館

 古野まほろの最新作。残り100ページほど。天帝シリーズで言うなら1.5話くらいの話。要するに「天帝のはしたなき果実」と「天帝のつかわせる御矢」の間の話。後付けではあるんだろうけど、おいおい、御矢の前にこんな事があって平然と、何事もなかったかのような顔して主人公と接していたのか(本作の「やどれなり華館」だとシリーズの主人公である、古野まほろは出てこないので一応、外伝的な扱い)というくらい、すごい展開になっている。具体的にはホテル内でバイオテロにあって、ホテルが外部から隔離されてしまい、誰が感染しているのか分からなく、次々と死んでいくその中で犯人を捜すというあらすじ。ようやく謎解きに入ったのだけど、どう転がるのか楽しみだ。

 

 関連作品は以下の通り。

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

天帝のはしたなき果実 (幻冬舎文庫)

天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)

天帝のつかわせる御矢 (幻冬舎文庫)

群衆リドル Yの悲劇’93

群衆リドル Yの悲劇’93