ええっ、ゴリラが野球を!? という出オチに始まり、そのままの速度で軟着陸した映画だった。
以下感想。
- 予告動画観てたから、もう内容については覚悟完了していた。
- ただ俺はゴリラ映画が見たかっただけなんだ。
- この映画観る人は「ゴリラに興味ある」フィルタを潜り抜けた人なので、ゴリラが出てきている以上、何の文句も言えねえよ、言えねえよな。
- カタルシスとして映画を評価するならワースト側に入りかねない。だが、ゴリラ映画として観たらベストとは言わないけど、及第点くらいはある。
- ゴリラはドラミングする時は拳じゃなくて、平手だからな!(細かい指摘)
- 韓国映画なんだけど、主人公は中国の女の子とゴリラ。
- 見所その1、ローランドゴリラが出てくる! 野球もするぞ!
- 見所その2、野球をするゴリラのスカウトに巨人と中日のオーナーが来韓するんだが、中日のオーナーはオダギリジョーだ!
- 見所その3、マウンテンゴリラも出てくるぞ!
- ローランドゴリラ、オダギリジョー、マウンテンゴリラ。
- 終盤での主人公の告白は興味深い。人間は人間で、ゴリラはゴリラという現実。
以下どうでもいい内容だけど、一応ネタバレ表記
- 「ゴリラの言葉が分かる」という主人公の女の子が終盤で衝撃の告白をするんだが、その内容が「実はゴリラの言葉が分からない」というもの。
- うん、知ってた。そうだよな。
- だからゴリラが女の子の言う事を聞いていた理由とか、マウンテンゴリラがやたら大暴れしていた理由とか映画観ている俺たちにはわかんねえよな。作中で唯一分かってあげられる可能性を持った女の子もわかんねえって言ってるし。
- ゴリラはゴリラであり、人間じゃない。だから何考えているか分からない。これが映画のリアリティというやつ。