ジェシカ・チャスティンを観賞するための映画。映画「モリーズゲーム」を観た。
ジェシカ・チャスティン主演。実話(実在の人物の書いた自伝)を元にした映画らしい。
ポーカールームを運営する女経営者が主人公の話なんですが、数奇な人生の自伝映画という趣きで、ジェシカ・チャステインは、こういう虚無的な何かを抱えている役にハマるタイプの女優だなあと思う。
完全に設定(あらすじ)とジェシカ・チャスティンで成立させている映画で、全体的に盛り上がりのシーンもなく、ストーリーとして面白いかというと微妙。終盤の父親とのやり取りとかも御都合主義で上滑りしているというか、自伝が原作の映画なんだよなあと再認識させてくれる。ただ、あらすじで興味を引いて、ジェシカ・チャスティンの色気でなんとなく満足させるという意味では、映画としては完全に正しいとは思う。
あと、この最大の映画の見所と言っても良いのかは分からないけど、おっぱいの無駄遣いというくらい、とにかくジェシカ・チャスティンが色々な衣装で立ち振る舞う。個人的には、最初に弁護士に会いに来た時の服装(↑の画像の服装)が最高に良く、特に服の質感が最高に良くて「好(ハオ)」という感情が芽生えた。
実話ベースのアメリカ映画はBlackBerry出てくる率が高いという仮説がある。少なくともアメリカではiPhone台頭前の一時代は築いているので、その時代を描写しようとするとよく出てくる気がする。
映画の中では3台の機種が出てきていて、最初はBlackBerry6510(ブラック)を使っている。この機種はたぶん2003年にリリースされているし、作中でメール文面が映るんだけど日付が2003年なので間違いないと思う。
そして途中からBlackBerry6230(ブルー)が加わって2台持ちになる。こちらの機種も2003年リリースで、まだカラーディスプレイじゃない時代。
BlackBerry6510(ブラック) BlackBerry6230(ブルー)
その後(作中では10年後の2013年)、BlackBerry6230(ブルー)とBlackBerry Curve 8300(シルバー)の2台持ちになっている。Curve 8300は2007年頃にリリース。6230と合わせて、この機種が実際にどれだけ人気あったかは分からないけど、映画の中では長く愛用されているっぽい。
BlackBerry Curve 8300