実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

映画「清須会議」を観た。

 三谷作品って結構久しぶりに観る気がする。

清須会議 スタンダード・エディション [DVD]

  感想。映画としてはイマイチだった。

 史実の清洲会議って割とマイナーな題材だと思うけど、いきなり映画の規模でやる話ではないんじゃないの?と思った。スペシャルドラマか舞台くらいの規模なら分かるけど、その辺りでやるとチープになりそうだし、どうしてもやりたかったら映画が一番ベターという結論なのだろうか・・・。

 映画自体は特にコメントはないけど、秀吉役に大泉洋を起用したセンスのみは光っていたし、そのキャストで観てみたいと思った人は多そう。

 この映画とは直接関係ないけど、この映画を観ていて思ったのは、史実系の映画を観る時、そこに描かれていない物語(史実)を思い描くのは結構面白いなあということ。

 たとえば、史実で言えばこの清須会議の翌年に秀吉(大泉洋)は柴田勝家役所広司)との対立が深まり、賤ケ岳の戦いで争ったり、最終的には朝鮮出兵までするんだけど、この映画の大泉洋ベースの秀吉で考えると「どんな顔してやっていたんだろうなあ」という空想で楽しめた。猿としての秀吉が大泉洋というのは何となく繋がるんだけど、太閤としての秀吉があまりイメージ繋がらないのは、製作者も意図していないんだろうけど、そんな風に新たな楽しみ方を発見できたのはまあ良かった。

 

清須会議

清須会議

 

 

 

【追記】2017年の宿題をやっつけた

↓(2018年1月1日更新)

 どうもお久しぶりです。2か月ぶりくらいの更新になりましたが、なんとか無事に年を越せました。

11月と12月もちゃんと映画観たり色々してたのですが、ブログは更新できなかったので、しばらくの間は2017年としてのブログ記事を更新していきます。年月日は大体の日付で。それをやらなければ2018年は越せないので。

 しばらくはお付き合いください。それでは引き続き本年もよろしくお願いします。

 

↓(2018年1月18日追記)

とりあえず二週間くらいかけて、2017年に観た映画の感想を書いた。まだ書けてないやつもあるけど、それはまた気が向いたら。

 一応、その期間に書いた記事のリンクを貼っておく。

ippaihaten.hatenablog.com

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2017年12月に観た映画

12月(8作)

  1. 「HiGH&LOW THE MOVIE3 Final Mission」
  2. 「ハードコア」

    ippaihaten.hatenablog.com

  3. ブレードランナー

    ippaihaten.hatenablog.com

  4. 「スパルタ」

    ippaihaten.hatenablog.com

  5. 美女と野獣

    ippaihaten.hatenablog.com

  6. 「ムーンライト」
  7. ものすごくうるさくて、ありえないほど近い
  8. 清須会議

    ippaihaten.hatenablog.com

     

 

 12月は忙しかったとか言いつつ、現実逃避的に割と観ていたっぽい。映画とか創作物って観る状況で受け取り方や印象の残り方がかなり変わると思っていて、そういう時ほど名作に出会えるような気がするジレンマ。

 

映画「美女と野獣」を観た。

  エマ・ワトソン主演のディズニー映画の方。ディズニーなのでアニメの正当実写化ですね。

美女と野獣 (字幕版)

  一昨年くらいに「美女と野獣」を観た記憶があったけど、あっちは非ディズニーのフランス映画だった。

美女と野獣(字幕版)

美女と野獣(字幕版)

 

  実は一番有名なアニメ版ってちゃんと観たことなくて(流し見くらいの記憶)、自分の「美女と野獣」知識はゲームによって得たと言っても過言ではない。元々アクションゲームはあまり得意じゃないんですが、難易度がやたらと高くて最後までクリアできなかった覚えがある。たぶんガストンがラスボスだと思うんだけど、そこまでたどり着かなかったのと、途中でベルが雪玉ぶつけてくるミニゲームが鬼難易度だった。ゲーム内においてはベルに辿り着くことなく死に続け、ベルに会ったかと思えば雪玉をぶつけられて死に続ける悲しき野獣でした。あと薔薇の花がタイムリミットになっていて、薔薇が枯れると野獣が死ぬという原作よりもハードモードというか、原作の要素を丁寧に拾ってゲームに落とし込んだ結果、とんでもないことになったという感じが今思い返すと味わい深い。この頃はディズニー系のゲームは割と色々出ていた気がするけど、難易度は結構ガチだった思い出。

美女と野獣

美女と野獣

 

  そんな過去のゲーム記憶を蘇らせながら観たんですが、原作を忠実に実写化しつつもディティールや現代風のアレンジも適度に加えつつ手堅く仕上げた感じ。特に印象に残ったのが野獣の描写で、イケメン(外見)からインテリ(内面)へ寄せていったなという感じ。ベルとの会話でシェイクスピアを引用したり、野獣の内面に惹かれていったというニュアンスを強めていた感じ。今までの美女と野獣だと、夢の中とか過去の回想で野獣の本来の姿が垣間見れる所謂「イケメン保証」があったと思うけど、この映画ではそういう描写がない(冒頭の回想でも仮面をつけているので素顔は分からない)のは地味ながらも面白いと思った。

 あとこの作品のシンボルとも言える黄色いドレスをベルが作中で脱ぎ捨てたのが印象的。ここは別にベタで黄色いドレスでも良かったと思うけど、良くも悪くも象徴になってしまった黄色いドレスを捨てさせたというのも挑戦的で面白い。ちなみにラストでは白い花柄のドレスを着てた。そしてエマ・ワトソンは相変わらずの美人であった。