実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

泥の底で一瞬だけ輝いた正義。映画「ローライフ」を観た。

自分のツボに大ヒットした映画だった。宣伝でも触れているように、まさにメキシコ版「パルプフィクション」というテイスト。短編を繋ぎ合わせたようなスタイル/低予算と脚本(構成)の妙/荒削りの中に光っているシーンも多々ありの、チープさも含めたザ・…

映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」を観た。

3月に劇場版が公開予定の、王子が大渋滞ドラマことプリレジェ(「PRINCE OF LEGEND」)のスタッフが前に作った作品らしいので観てみた。 原作(連載中)未読&この劇場版の前日譚にあたるSPドラマ版も観ていない。作中で見たことのない回想シーンがちらほら…

映画「銀魂2 掟は破るためにこそある」を観た。

シリーズ第2作目。前作に負けず劣らずのキャストの豪華さ。 シリーズ前作の感想はコチラ。 ippaihaten.hatenablog.com 文句なく面白かった。前作よりもギャグパート(将軍接待編)もガッツリ入っていて、シリアスパート(真選組動乱編)もそれなりで、前作…

映画「殺人者の記憶法 新しい記憶」を観た。

映画「殺人者の記憶法」のアナザーバージョンという特殊な構成。オリジナル版の「殺人者の記憶法」を観ていないと訳が分からなくなるので、まずは「殺人者の記憶法」を観た方が良いです。 「殺人者の記憶法」とは表情が異なる「新しい記憶」のパケ。この意味…

殺破狼シリーズ第3弾!「SPL 狼たちの処刑台」を観た。

一応シリーズ3作目にあたるけど、1作目の「SPL 狼よ静かに死ね」と2作目の「ドラゴンマッハ(邦題)」とはタイトルと監督スタッフが同じということ以外は特に関係ない。 主人公は娘を持つ警察官で、海外旅行中の娘が臓器密売組織に拉致されてしまい、現地の…

映画「モリのいる場所」を観た。

ふと樹木希林が目に入ったので、亡くなったのは昨年だけど追悼の意味で観てみた。 晩年の30年間を自宅から出ずに庭の中で生命を描き続けた画家・熊谷守一(モリ)を題材にした映画。モリの奥さん役が樹木希林。 冒頭で昭和天皇が69歳の書いた絵(「伸餅」)…

言霊使いの罠! 映画「ミスターガラス」を観た(ネタバレありver)

という訳で「ミスターガラス」のネタバレ感想記事です。 ネタバレなしの感想はこちらからどうぞ。 ippaihaten.hatenablog.com 以下、ネタバレ記載。「ミスターガラス」「アンブレイカブル」「スプリット」「言霊使いの罠」に言及しています。

2019年1月に観た映画

1月(3作) 振り返ってみれば1月はシャマラン映画しか観ていないという現実。 「スプリット」 ippaihaten.hatenablog.com 「アンブレイカブル」 ippaihaten.hatenablog.com 「ミスターガラス」 ippaihaten.hatenablog.com ネタバレ感想はコチラ ippaihaten.h…

これは究極のシャマラン映画だ!映画「ミスターガラス」を観た。

公開初日に観てきた。「アンブレイカブル」「スプリット」に続く三部作完結作にしてシャマラン時空の炸裂! 超最高! 本当に良かった。「アンブレイカブル」好きは本当に必見。 映画に関しては、この映画を観る前にこっちの映画を観てくれ! なんてことはあ…