実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

何もかもが正しい映画。映画「ザ・レイド レディミッション」を観た。

 あの「ザ・レイド」シリーズとは関係ないと分かっていた。分かっていたけど言わせてほしい。タイトルに騙された!(笑)

ザ・レイド レディ・ミッション [DVD]

  感想。映画の『完成度』は100点満点中120点の、何もかもが正しい映画だった。ポイントは「邦題トラップ」「お色気期待感」「テレ東で昼にやってそうな映画」の3点で、この映画が映画として完成されていることは伝わると思う。

 内容はまあ・・・と言いたい所だけど、話の筋は良いと思う。「えーっ!? 美女モデルを工作員に!?」というコンセプトにブレはないし、美女たちの特殊スキルがシラットからクラブマガ、空手、アーチェリー等とかなり多彩に揃えていたのと、スタントなしでガチアクションっぽい所もあって、アクションも割と頑張っていた。あと美女モデル要素が潜入前の撮影シーンくらいの「やられた!」感も評価したい(一応、期待に対して嘘はついてないからな、という暗黙のエクスキューズも含めて)。

 なんか全体的に80~90年代感の空気を持ったチープ感のある映画で良かった。たまにはこういう映画を観て、脳をリセットしないといけないと思う、ホントに。

  あと補足しておくと、完全にタイトル詐欺って訳でもなくて「ザ・レイド」っぽい所もちゃんとあって、後半の「人間の身体は頑丈でそう簡単に壊れたりしない!」と言わんばかりの、泥仕合っぽいアクション展開ですね。そこが「ザ・レイド」の特徴かと言うと、まあ分からないけれどwww 

 

 そして、こっちが一応、正式な「ザ・レイド」シリーズ。

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