実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

映画「レッド・スパロー」を観た。

 ジェニファー・ローレンス主演。この人の初見作が「マザー!」なので、そのインパクトが強くて、全然別人に見えてしまう。

レッド・スパロー (字幕版)

  女スパイもので、アクション系スパイというよりかは、ハニートラップや諜報系スパイ。話の都合上、女優のセクシーさを全面に出していく展開なのでとても良い。

 スパイはスパイでもロシアンスパイなので、ロシア帽や水着やドレス等を着た色々なファッションのジェニファー・ロレンスが観れるし、ロシアの諜報機関の訓練シーンとか殺し屋の拷問シーンとか細部のディティールは良いんだけど、全体的に話が散漫で、サスペンスとしてはイマイチ。訓練シーンも公衆の面前でのアレだけは意味が良く分からなかった。同じ女スパイもの系統だと「アトミックブロンド」とどうしても比べてしまって、難しい。方向性は全然違うし、この映画も悪くはないけど、うーん難しい。 

 

  似た系統の映画だとこちらも。個人的にはこっちの映画の方が好みだったかな。

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