映画「南極料理人」と「夏の終わり」を観た。
感想書き忘れていた映画だけど、まとめて感想書くよ。今年は観た映画の感想をほぼ書いていくという決意をしたので。
「南極料理人」
- 平和な「オデッセイ」みたいな感じの映画で、料理が旨そう。
- ステーキが一番食べたい。あと存在は仄めかされるものの、その姿は終盤まで現れないラスボス的な存在のラーメン。
- 南極基地に集められたメンバーの変人ぶりと、様々な人生の変化の中で辿り着いた感。あと深夜のテンションに突然入る(大して面白くないことがツボったり、繰り返しているうちに面白くなってくるやつ)辺りも面白い。
- どんな人間であっても、髪と髭が伸び放題になると、みんなもっさりするのが良い。
- 悪くなかったけど、こういう映画って感想難しいやね。
「夏の終り」
- なぜ、おれはこの映画を観ることになったのか。
- この映画の概要・瀬戸内寂聴の自伝を、主演が満島ひかりで実写化した映画、以上。
- 「コロッケを食べるシーンが音の生々しさも含めてとても良い。コロッケが食べたくなる映画だった」という感想の書かれたブログを見て興味を持った知人に誘われるままに一緒に観たんだけど、開始3秒で満島ひかりがコロッケ食べてる!? そんな風に不意打ち気味にコロッケのシーンが出てきたせいか、特に何の感慨もなかったし、↑の感想書いた人、この映画あまり興味なかったんだなあという予感。そして、序盤辺りで寝落ちする知人。
- 満島ひかりの退廃的な雰囲気は良かったけど、満島ひかりが出る度に、瀬戸内寂聴の顔と共に「のちの寂聴である」という脳内カットインが入って相殺されるので実質マイナス残高。
- 満島ひかりがタバコ吸うシーンが何度か出てくるんですが、吸い方の擦れた感じというか、片思いしてた娘が手慣れた感じでタバコ吸ってるの見ちゃって、「あっ、吸うんだ」という新たな一面の発見の喜び半分と幻滅半分みたいな感情の渦巻く感じ、そこが一番良かった。共感が得られるかは知らん。