実家の犬が踊る

狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり

2016年に観た映画ベスト(準備編)

 2016年映画ベストを決める前に、まずは2016年公開の映画(劇場で観たやつ)を振り返ってみる。今年は13本観ていた(うち1本は2回観た)。大体、月1ペースくらいか。そんな訳で感想・関連記事のリンクと併せたら、こんな感じのラインナップ。

 

1「オデッセイ」

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2「マネーショート」

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3「エヴェレスト ~神々の山嶺~」 

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4「レヴェナント 蘇えりし者」

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5「ヘイトフルエイト」

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6「デッドプール

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7「マネーモンスター

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8「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」

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ここまでが大体上期(1月~6月)くらいに観た映画。もはや「今年に観たっけ、これ?」と思ってしまうくらい記憶が遠く感じる。

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 上期の記録見ると、この時点で65本観ていて、自分で改めて驚く。下期も大体同じペースで観ているからな。

  

9「High & LOW THE MOVIE」

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10「シン・ゴジラ

 

11「君の名は」

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12「High & LOW THE RED RAIN」

 

13「DEATH NOTE Light up the NEW WORLD」

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 劇場で観たやつは結構マメに感想書いていて、我ながら好感が持てるね。しかし、個人的にはかなり面白かった映画であるハイローとシンゴジのみ感想記事が書けていないのは、なんか言いたいことがあり過ぎて、書き切れないまま時が過ぎた・・・というやつです、ハイ。

 この中だと世間(興行)的にヒット・盛り上がったのは「オデッセイ」「シン・ゴジラ」「君の名は」あたりだろうか。

 ハイローは別格にして、個人的にヒットしたのは「レヴェナント」「エヴェレスト」「ヘイトフルエイト」あたり。

 そんな感じで2016年のベスト映画を選んでいきますが、さてどうしようか(笑)

 

 

 

 

 

 

祝!「不思議惑星キン・ザ・ザ」Blu-ray(デジタルリマスター版)発売決定!

 少し前に感想を書いた「不思議惑星キン・ザ・ザ」ですが、

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 デジタルリマスター版Blu-rayの発売が発表されましたね(クー!大ヒットカルトSF『不思議惑星キン・ザ・ザ』初ブルーレイ化!ギャラリー - シネマトゥデイ

)。

 今年はデジタルリマスター版で劇場公開していたので、発売するとは思っていましたが、思っていたよりも早い発売で嬉しい。これを機会に、今まで未見の人もこの映画を観てくれればいいなと思います。

 それにしてもリマスター版のパッケージも独特のセンス をしてますね。

 個人的にはこっちのパッケージの方が好きだけど(笑)

不思議惑星キン・ザ・ザ [DVD]

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机くんが完全に主人公だがそれでいい。映画「ちはやふる 上の句」を観た。

 原作は昔に8巻くらいまで読んだ記憶があるくらいの限りなく未読に近い既読レベル。 

 公開時の評判も良かったし、予告編見てたら競技かるたのシーンが迫力あってアクション(バトル)ものとしても期待できそうな気もしたので観てみた。

ちはやふる-上の句-

 感想。原作を完全に消化して抽象化した上での青春・部活モノとして良作。既読の原作モノ特有の「どういう風に原作を料理しているか」の期待と不安のうち、不安を良い意味で払拭してくれる出来だった。漫画原作の実写化としては成功の部類に入るのではないかと思う。

 この映画の良かった所は

  • 話がシンプル(ヒロインの広瀬すずがかるたバカなので恋愛要素がほぼなし)。
  • 脇役の完成度(再現度)の高さ。
  • 競技かるたの説明はかなり省いていた。

  辺りなんだけど、何か夢中になれるもの(部活)を見つけた高校生が色々と葛藤しながらも青春力(ぢから)MAXで打ち込む姿がすごく良い映画だった。

 ぶっちゃけて言うと、その対象は競技かるたでなくてもいいし、競技かるたでないなら「ちはやふる」の実写化である必要あったかな? というくらい部活青春モノとして抽象化というか純化されている風にすら感じる。「ちはやふる」を実写化したというよりも、撮りたい部活青春モノという概念が先にあって、それに一番近かったのが「ちはやふる」だったという感じ。

  主演の広瀬すずを筆頭に、みんなが一つの目標にひたむきに頑張る姿は凛々しくて、観ていて楽しい。一応の主役は広瀬すずと幼馴染の2人なんだけど、全体的に印象が薄い気がするのは、主役以外の脇役が主演3人以上に活躍しているから。ドSの須藤や他の部員も上手く原作のイメージに合わせていて再現度が高いし、その中でも机くんはちょっと掘り下げてきた感があって、この映画の最大の見所のひとつとなっています。

 あと百人一首(競技かるた)の説明もかなり省いていたのは個人的には良かったかなあと思う。札の句を文字で説明とか、親切だけど話のテンポは悪くなっていただろうから。でも題材が競技かるたであることに意味があったと思うのは、この映画の中での大会(試合)は個人戦ではなく団体戦、しかも同時並行という形式なんですよ。つまり、5人がそれぞれ同時並行で戦って、3勝したチームの勝利というルール。他の競技ではあまりない形式なので、そこは新鮮で良かったし、終盤では机くんのドラマもあって良かった。主人公は広瀬すずじゃなくて、机くんだったがそれでいい、良い部活映画だった。後編にあたる下の句も楽しみだ。

  

ちはやふる-上の句-

ちはやふる-上の句-

 

  

 

 

 

2016年11月に観た映画

 11月は比較的抑え目に。来年はファイトクラブ関連のコンテンツを充実させたいと思っているので、準備中。あとは12月に入ったので今年のベスト映画打線も決めたい。

 

11月(7作)

  1. 「96時間リベンジ」
  2. 「96時間レクイエム」
  3. 修羅雪姫」(梶芽衣子版)
  4. ちはやふる 上の句」

     

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  5. ちはやふる 下の句」
  6. 「ビリギャル」
  7. リアルスティール

 あとはハウスオブカード(シーズン1)をゆるゆると観ていた。あと2話でラスト。ハマり度は「ブレイキングバッド」の方が高かったけど、安定して観ていられる面白さ。時折、ファイトクラブの監督だなと思うようなシーンの撮り方があるのも良い。